かく語りき

今藤のブログ。最近の趣味は休日ジョギング。フルマラソンは未経験です。

弱虫房総

最近の長男は弱虫ペダルというアニメに夢中だ。

私はタイトルすら聞いたことがなかったが、妻は知っていた。「漫画が70冊くらいあったはずやで」と教えてくれた。左様か。では有名なのだろうね。でも私は知らない。アンテナが低い。

そういうアニメを長男のうしろで酒を飲みながら断片的に眺めている程度なので、感想は特に無い。あえていえば、(この人たち、チャリ漕ぎながら器用におしゃべりするなあ…)と感心するくらい。


一方、首を傾げてしまったのが、『総北高校』という作中舞台である。千葉県にあるらしい。

千葉のことはよく知らないが、総北という名称は通用するのかな。下総の北で総北か。下総の北半分は茨城だからこれはあり得ない。では上総の北か。上総をさらに分けることなんてあるのかしらん。まあいいや。総北は、たぶん柏とか手賀沼あたりを指しているのだろう。


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上総下総はもともと総(フサ)の国という。

フサが何かは知らない。千葉は東日本の中では際立っておだやかな気候だから、その辺が名前の由来に関係していると予想した。ところで、房総の房もフサと読む。房総はフサフサである。半分冗談で半分本気。いまに言うフサフサと語源は同じだと思う。生い茂った様子やたくさん実をつける様子を好意的に表現したのが「フサ」なのだ。きっと。

そういえば、むかしは布のことを「ヌサ」と言った。麻は「アサ」と読む。どちらも繊維。あと、稲の古名は「サ」だったような。そして、いまこれを書いていて気づいたのだが、草は「クサ」だ。


総・房・布・麻・稲・草
フサ・フサ・ヌサ・アサ・サ・クサ

「サ」は植物を指す言葉なのかもしれない。弱虫ペダルは私たちにそう教えてくれるのである。