かく語りき

今藤のブログ。最近の趣味は休日ジョギング。フルマラソンは未経験です。

志村けんに寄せて

真剣に思い返してみたけれど、やっぱり私は志村けん世代ではないようだ。


直撃したのは私より上の世代だと思う。
おそらく、私は下限ギリギリの歳じゃなかろうか。

ドリフは完全に知らない。
荒井注は替え歌でしか知らないし、高木ブー筋肉少女帯ウクレレの人だもの。長さんは俳優だね。

カトケンもびみょう。
ごきげんテレビは、当時、名前を知っていたはずだけれど、見てないような気がする。


だから、私にとって志村けんはソロの人だ。

『だいじょうぶだぁ』はわかる。
でも、我が家は見てなかった。ケンちゃんラーメンというのがあったのと、PCエンジンのゲームで遊んだのは覚えている。『カラスの勝手でしょ』や『さいしょはグー』は私が物心ついたときには既に常識になっていた。


さて、弟からメールが届いた。

そうそう。たしかにあった。
さいころ、我が家には志村けんのサイン色紙があった。ちゃんと△△さんへと書いてあるやつが。



もったいないことをしたのかな。
私たち兄弟には価値を理解できなかった。仕方がない。当時は東村山がどこにあるのかも知らなかったんだから。

東村山音頭が好き。

でも『いっちょめいっちょめ』をリアルには聴いてない。昭和25年生まれの彼は出身地をネタにした。むかしの東村山はネタになるくらいのどかだったのだ(いまも割とのんびりしてるけど)。現在なら許されないだろうね。


知らないなりに彼の事績を覗いてみると、まず、意外と整った顔立ちに驚く。変顔しか見たことがないから。老いた顔も老いたなりにかっこいいし、ドリフに加入したときの古い映像に映る彼は、いまで言うイケメンだ。いつのまのか、バカ殿化粧か、酒が入ってそうな顔しか見せなくなったようだが。

あと、言葉が特徴的だね。

いまこういう関東弁を使う人はあまりいない。「おめえが言ったんだべよ」「なにすんだよバカヤロウ」「オイコラ、やめろっつってんだよ」をヤンキー風を出さずに自然に使うのはけっこうむずかしいよ。早口でまくしたてる喋り方は芸ではなく、時代かな。



家庭次第ではあるが、私があまり知らないのだから、私より下の世代はもっと知らないだろうと思う。

それでも世間は彼を惜しむ声で溢れている。

知らないであろう人々が賞賛して止まない。きっと、真に愛される人というのは、彼みたいな人にちがいない。


たいして知らない故人を題材に書くのはどうかと逡巡していたのだが、世の中の賛辞を聞いて考えを改めた。芸能人は話題にされてなんぼだ。

合掌

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