かく語りき

今藤のブログ。最近の趣味は休日ジョギング。フルマラソンは未経験です。

それでも家を買いました(4)〜契約の日〜

またしても不動産屋が襲来した。


通俗小説「孟母三遷」(全七十回本)
●第壱回:発端之話、我驚愕天地之事
●第弐回:消費増税、庶民百姓困窮之事
●第参回:老両親、第一次同居会戦之事


妻の怒涛のワガママにより玄関の位置が変わるほど書き直させた間取り図と、見積書を持って襲来した。

連休ど真ん中の打合せは、私の要求したものではない。不動産屋の要望だ。よほどフットワークの軽い営業マンなのか。よほどノルマの厳しい会社なのか。そんなに焦るなよ、すこし落ち着きなさいなと思うのだが、肝心の妻が勇み足気味だからどうにもならない。


特段書き残すことはない。
妻は修正された図面を見て満足げな笑みを浮かべ、私は前回より70万円値引きされた見積を見て満足げな笑みを浮かべた。

本音をいえば価格に満足していない。
だが、間取り図を数枚眺めたところでどんな交渉ができると言うのか。
実物があるわけでないし、詳細が提示されてもいない。「あそこの更地にこーんなイメージのお家が建つんですよ。うん千万円で如何?」と言われても「はあ、そうですか」としか反応できない。それでも値引交渉すべきなのだろうが、材料も無しに交渉してもなんだかなあ、である。「ええからまけろやコラ」と不動産屋を苛めるようで気が進まない。

よって、70万引きで妥結した。
(70万円分苛めた)



これにてお買い上げで御座候。
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契約。
いくつもの書類に氏名住所を記入してポンポン捺印する妻を横目に見ながら、こんなもんかと白けている自分に気がつく。
新居を手にする喜びだとか、借金を抱える不安、高揚や緊張といった、なんかこうグッと来るものがあるかと思いきや、そんな感情は少しも湧き上がって来なかった。

そりゃ、そうか。
先々週に妻から一戸建て購入の意思表示を受けて、先週にはもう不動産屋と会って図面を見させられた。で、今週契約だ。動きが早すぎて追いつかない。私の頭はまだ眠っている。


新居の話をする妻がうれしそうだから、まあいいか。そう思うことで自分を納得させている。



事務処理を終えた不動産屋が、きょうは彼の担当物件における改元後はじめての契約だと、笑顔で告げた。

そうだろうね。時代が変わってたった3日、しかも大型連休の今、ぼこぼこ家が売れてたまるか。ただ、いいことを教えてくれた。なるほど縁起が良い。あなたの笑顔もなかなか良かった。

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新時代のワンカップ酒でお祝いしよう。

家を背負った新時代の私よ、がんばれ。


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