かく語りき

今藤のブログ。最近の趣味は休日ジョギング。フルマラソンは未経験です。

ジャッキーチェン『カンフー・ヨガ』を観る

成龍作品の最高峰は『酔拳2』である。議論の余地はない。だが、次点となるとむずかしい。おれは『サイクロンZ』を推したいが、他の作品でも良いかもしれない。そういえば近年の映画は観ていないなと思って、本作を手に取った。

カンフー・ヨガ』とあるがヨガ要素はほぼ無い。『ジャッキー、インドへ行く2017』の題であっても集客力は変わらないだろうし、評価もおそらく変わらない。


ジャッキーチェンの映画でなければぶつくさ言ったに違いない。が、良くも悪くもジャッキーらしいので許容できる。

非中華圏を舞台に、美女が数人出てきて、CG多用。ジャッキーに求めるのはこういうのじゃないんだよ…と皆が感じるところだと思うのだが、「まあいいか」で済むのが彼の魅力である。ついでに言えば、詰め込みすぎだ。良くいえばサービス過剰、悪くいえば節操がない。ごっちゃごちゃ。しかし、ここら辺も「まあいいか」の範疇である。


最大の見どころは、インド人(ラスボス)とのバトルである。
カンフー殺陣はそれほどでもない。むしろ比較的しょぼい。ところが絵になる。インド人と中国人の対峙する図がとても新鮮なのである。彼(インド人のほう)が構えたとき、おれは「え?こいつ戦うんか!」と思った。意外性がすごい。ただし、タイトルにちなんでヨガスタイルで戦うかと思いきや普通だったのが残念。思いのほか弱いのも残念。


そしてカーチェイス
ジャッキー映画ではおなじみだ。ルーフにしがみついて振り落とされそうになるシーンもしっかりある。水没して終わる展開もどっかで見た。既視感ありありだがそれでも手に汗握る追跡劇。スピード感は充分。緊張感があってコミカルさも忘れていない。監督に才があるのか、スタッフか、編集か、誰によるものかわからないが、カーチェイス主体でカンフーがおまけの映画でも、見ごたえあるものに仕上がるのではなかろうか。


終幕は全員ダンス。
敵味方入り混じって脳天気に踊るインド映画のアレである。恒例のNG集をやめてまでそれをやるのか。驚いた。そして、インド映画に耐性のないおれは、画面の前でなんだか恥ずかしくなった。独り鑑賞なのに照れてしまう。えろいシーンと同じくらい茶の間で家族と一緒に観たくない。



もうすこしドタバタ成分が多めの方が好みだが、それでもやっぱり楽しいジャッキーチェン。

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