かく語りき

単身赴任で上京してきた今藤のブログ。最近の趣味は休日ジョギング。フルマラソンは未経験です。

班田収授

通勤中は、新聞を読むかスマホの将棋ゲームで遊ぶかブログの記事を書いて過ごしていて、気が乗らなければウィキペディアの世話になる。


きょうは口分田について眺めた。

戸籍に基づいて6年に一回、口分田として6歳以上の男性へ2段(720歩=約24アール)、女性へはその3分の2(480歩=約16アール)が支給され、その収穫から徴税(租)が行われるとされていた。

そしてあれこれ考えた(退屈だからね)。


24アールの田んぼを貰えるようだ。
それがどれくらいの広さか知らないが、記事には周長720歩と書いてある。一歩50センチとすれば90m四方相当だ。一戸あたりだとその数倍の広さだろうか。


次に、その田んぼから得る米の量を考えた。

知る由もない。
けれども、現代の作付面積当たり収穫量なら調べればわかる。ほな調べてみっか、と思ったが止めた。籾高と玄米高で全然ちがうし、雑穀をどう考慮したらいいかわからないし、奈良時代の収穫高は現代に何掛けしてよいか見当つかない。仮定が多すぎて当てにならない。それでもまあ、答えはわかる。おそらく、90m四方の田んぼからは年貢分を差し引いた後に春を越すのにギリギリ足りないくらいの米が取れたのだろう。


今度は、90m四方について考えてみた。

これはデカい。
学校の校庭より広いのだからどう見てもデカい。その広さの田んぼで泥に脚をとられながら苗を植える姿を想像してみる。真面目にやろうとしたら、とんでもない重労働だ。無理なんじゃないかとすら思える(ひょっとして投げ植えだったのかしら?)。田植えが大変なら刈るのも大変だ。間違いなく地獄を見る。なんせ鉄農具の普及すらあやしい世界なのだから。


『農家の方々へ感謝の気持ちを込めて』

あまり好きな文句ではないけれど、こら確かに感謝せざるを得ないなあ、と思った。



班田収受。三世一身。墾田永年。
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人民公社コルホーズ

ご先祖さまの苦難のかけらを知るために、今年は一苗だけ育てている。

どうか台風で倒れませんように。

祈るしかない。