かく語りき

単身赴任で上京してきた今藤のブログ。最近の趣味は休日ジョギング。フルマラソンは未経験です。

次男坊が与えてくれた教訓

先週の出来事。


長男と将棋を指していると、隣接する畳の間でレゴを組み立てていた四歳児の歌声が聞こえてきた。

「大人の階段、のーぼう」

古くさい歌を知ってるんだな。どこで覚えたんだろう。保育園のお歌にしては渋すぎる。そして、彼は先を続けた。

「よんじゅうだい、ごじゅうだいのみなさん!」
うへえ。なんだそりゃ。保険かなんかの宣伝じゃないか。


幼児の頭の中はホントわかんねえな。
と、そのときは思ったのだが、いまになって考えてみれば彼なりに理由があったように思う。

きっと、よんじゅうだいごじゅうだい云々は、次男坊にとって歌の一部なのだ。Jポップの間奏で唐突にラップが挿入されるように、あるいは演歌に司会者の前口上が必須であるように、歌と不可分なものになっている。仮にその部分がお気に召さなくとも、「サビ以外は退屈極まりないけど、跳ばすわけにはいかんよなあ」と私が思うときと同じ感覚で、よんじゅうだいごじゅうだいを読み上げているのだ。おそらく。




続いて今週の出来事。


「さやか先生、れくさしゅに乗ってう」

うへえ。これまたなんだそりゃ。さやか先生が何者かは存ぜぬが、たぶん、お姉さん先生だろう。昨年の担任だったふみ先生がかわいらしい女の子先生だったから、きっと同じだ(願望)。そして、うちの子は自動車メーカーのエンブレムを見分けられるくらいの車好きなので、この話には割と信憑性がある。


レクサスに乗る独身の保育士のお姉さん。

イメージが沸かない。いくらなんでも現行LSではあるまい。CTなら金を貯めれば手が届くだろうか。いじり倒した中古のGSであれば激しく値落ちしてそうではある。または、単に親の車って可能性もある。ひょっとしたら、さやか先生は凄腕デイトレーダーの兼業保育士でレクサスをキャッシュで買えちゃうのかもしれないが、そんな都合の良い話は認めたくない。まあ、そんなことはどうでもいいとして、次男坊を介したさやか先生の姿は、どうにも想像できない。




以上の話から察するに、どんなに配慮の行き届いた振る舞いであろうと解釈は受け手に委ねられるわけで、次男坊が描く父親像も、私が演じている父親ぶりとは当然ちがっているはずだ。どう思われているか、どこでなにを吹聴しているか、わかったもんじゃない。

「お父しゃんはいつもビール飲んでて、泥酔してんねん」と言いふらしているかもしれないし、それを聞いたさやか先生が、とんでもねえクソ親父やな…と思っているおそれもある。


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生駒遊園地でゴーカートに乗る息子を眺めながら、そんなことを考えた。あと、この話にはオチが無いと思った。ついでに言うと、今回の文章はいつも以上に汚く、読みづらい。ごめんなさい。