かく語りき

単身赴任で上京してきた今藤のブログ。最近の趣味は休日ジョギング。フルマラソンは未経験です。

検察当局について

起きがけに見たテレビのニュースについて。


「議員夫妻の選挙問題について、検察当局が動きだした」という主旨のニュースを見た。寝ぼけていたから多少ちがうかもしれないが、おおよそそのような報道だったはずだ。む。むむむ。テレビの前で唸った。なにかがおかしいような。いや、絶対におかしい。寝ぼけている場合じゃない。見過ごすわけにはいかない。

なにが?
そりゃあアレだ。議員じゃなくて、夫婦で議員の部分でもなく、選挙ではもちろんなくて、検察当局が、のテロップである。


『当局』の使い方、おかしくない?


当局とはなにか。
知らん。が、私は、「具体的な部局名は重要じゃないから伏せますが…」か、「厳密にはちがうんだけど、馴染みのある言葉に置き換えると、あの機関みたいなとこですよ」というときに使う表現と認識している。


『検察当局』
さて、この場合、当局の付け足しが必要だろうか。


だってだってだって。
我が国の検察機関は検察庁しかないじゃないか。該当する組織がひとつしかないのに、何故ぼやかすのか。検察庁の他に、当局の候補はあったっけ?

【反論】検察庁だって内部局が色々あるんだよ。
であれば、それをちゃんと書くべきだ。現に、アナウンサーは東京地検と明言してたんだから。知名度だって申し分ない。十分に通じる。仮に通じなくとも何ら問題ない。

【反論】固有名詞を出すと角が立つしさ。
だったら一般名詞でいいでしょ。単に検察と書いてなにか問題があるの?



ところで。
ここまで書いておいてなんだが、実は、言葉の使い方はどうでもいい。ブログを埋めるために書いただけである。私の解釈は誤りだらけだろうし、そもそも当局の定義なんて知らんし。

問題は、だ。

テレビ画面の貴重なスペースにわざわざ挿入したにもかかわらず、当局の二文字が、何の意味も、何の意思も持っていない点にある。単に見づらくしただけ。検察、検察庁東京地検。検察当局。画数がもっとも多いのはどれだって話だ。



言葉の使い方じゃないんだよ。
けれどもだな。公共性のある空間に、公共性を理由とした権利で以って記された全ての文字は、(たとえ言葉足らずであろうと、悲しい誤解を招こうとも)極力、シンプルであるべきだ。可能なかぎり簡素に、できるだけ見やすくあらねばならない。

と、私は思う。