かく語りき

単身赴任で上京してきた今藤のブログ。最近の趣味は休日ジョギング。フルマラソンは未経験です。

それでも家を買いました(13)〜特別な家 / verse〜

十を優に超える回数の引越を繰り返したせいか、私は住居にあまり思い入れがない。こだわりもないし、愛着もない。住めば都だと思っている。


shabaduvitouch.hatenablog.com

でも、この家だけは特別である。


長男が産まれた家だからだ。

妻が妊娠したから買った家で、正真正銘、長男の為にあった。そして長男は産まれ、十年をここで過ごした。次男坊にとっても生家なのだが、次男坊の為という意識はない。彼が大きくなったとき、この家はおそらく彼の記憶から消えているだろう。いまの家は兄弟の為につくられた。


長男が育った家として思い入れがある。

育てた家としてでなく、育った家として。率直に言って、私自身の実家より思いが強い。



妻には別の思い入れがあるかもしれない。あるいはまったく無いのかもしれない。気恥ずかしいし意味が無いからたずねるつもりはない。

もうすぐ、私たちの所有物ではなくなる。


最後に大好きな歌でバイバイだ。



おれがひとつずつ石を積み重ね
幾多の釘を打ちつけたこの家よ

この家の壁をつくったものは
いまではおれの血になっている

想い出は鮮やかで
あの頃の夢はまだ終わっちゃいない

どんな重機だって壊せるものか
高きによって築かれた家なんだ


この家は売り物じゃない

おれの心や魂と同じように
この家は売り物じゃない



さようなら、長男と共にあった私の特別な家よ

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