かく語りき

単身赴任で上京してきた今藤のブログ。最近の趣味は休日ジョギング。フルマラソンは未経験です。

本・歌

馳星周『マンゴー・レイン』他を読む

馳星周熱をぶり返した。といっても、新作ではなくて過去の作品を読んでいる。手に取った3冊はいずれも既読作品に違いないのだが、タイトルと舞台に見覚えがあるだけで物語を少しも憶えていなかったので、新鮮に読めた。 マンゴー・レイン作者: 馳星周出版社…

馳星周『雪炎』読了

雪炎 (集英社文庫)作者: 馳星周出版社/メーカー: 集英社発売日: 2017/11/17メディア: 文庫この商品を含むブログを見る雪の表現が印象的だ。 本作で描かれる雪は、幻想的にキラキラ輝く白い色ではなく、灰色をしている。積もった雪は人の動きを阻害し、凍える…

大門剛明『雪冤』を読む

雪冤 (角川文庫)作者: 大門 剛明出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2011/04/23メディア: 文庫この商品を含むブログを見る死刑制度と冤罪問題に絡めたミステリーを、これまでにいくつか読んだ。いずれも良い作品だったと記憶して…

馳星周『アンタッチャブル』読了

アンタッチャブル (ミューノベル)作者: 馳星周,旭ハジメ出版社/メーカー: 毎日新聞出版発売日: 2016/10/29メディア: 新書この商品を含むブログを見るこれが馳星周なのか?「ダ、ダーリンでーす」 「はいっ。あなたのダーリン、宮澤武でございます」これを馳…

『I WANT YOU BACK』韓流歌を聴く

焼酎を飲みながらYouTubeをぽちぽちしていたら『江南スタイル』にたどりついた。 この歌のことは、ろくに知らない。当時、一世を風靡したことくらいは覚えている(どこの一世だ?)。YouTubeの再生数が新記録だとか、ビルボードにランクインしたとか、そんな…

ひとり居酒屋で歌を聴きながら楽しく飲む

あしたは休日であるし、自炊する気も起きないから、夕飯は居酒屋で済まそう。実を言えば、『ラーメン二郎』や『蒙古タンメン中本』といった有名店に挑戦してみようと亀戸の街を徘徊し、それらの店の前でにらめっこしていたのだが、度胸がなくて断念した。飯…

馳星周『パーフェクトワールド』読了

パーフェクトワールド 上 (集英社文庫)作者: 馳星周出版社/メーカー: 集英社発売日: 2018/04/20メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 久しぶりに手に取った馳星周。 "連載から12年"、"幻のノワール巨編"、"どこまで堕ちていくのか" 帯の…

深町秋生『卑怯者の流儀』読了

卑怯者の流儀 (徳間文庫)作者: 深町秋生出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2018/01/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る警視庁組織犯罪対策課に所属する主人公。出世の見込みが無い悪徳警官。暴力団と貸し借りがあって、表沙汰にできない揉め…

原尞『それまでの明日』読了

それまでの明日作者: 原りょう出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2018/02/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (15件) を見る14年ぶりの探偵沢崎は、初老をむかえていた。 過去の作品では四十歳を少し超えた程度だったと記憶している。五十代の沢崎は…

原寮『それまでの明日』をゲット!ゲット!ゲットだぜ!

感情の昂りを誰かに伝えたいので記事にする。 2週間ぶりに実家に戻って、老父と晩酌していた昨夜の話である。父とは小説の話をすることが多々ある。たいていは父が借りてきた図書館の本のことや、テレビドラマの原作だったり、こんな作家がいるよ、なんて話…

BONJOVI(を数年ぶりに聴く)

youtubeで「ボンジョヴィ」と音声検索したら「誕生日」で認識された。おれの発音だと、BONJOVIでなければボンジオヴィでもなく、ボンジョビとすら聴きとってもらえない。生きて辱めにあうとはこのこと。 昨夜、酒を飲みながらyoutubeを観ていたら彼らの名を…

黒川博行『勁草』読了

勁草 (徳間文庫)作者: 黒川博行出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2017/12/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る2014年の直木賞作家。黒川博行を語るときの常套句『軽妙な大阪弁が特徴(Wikipedia)』のとおり、小説の舞台はたいてい大阪で、本作…