かく語りき

単身赴任で上京してきた今藤のブログ。最近の趣味は休日ジョギング。フルマラソンは未経験です。

本・歌

石川九楊『漢字とアジア』読了

漢字とアジア (ちくま文庫)作者:九楊, 石川発売日: 2018/08/08メディア: 文庫九楊さんか。珍しいお名前だね。本名ではあるまいよ。坊さんの戒名でもなさそうだ。じゃあ、どっかの家元さんかな。ん、ちがうのか。ああ、書道家ね。なーる。で。お買い上げ。 ◆…

漫画日和

漫画を読むようになった。長い春休みで退屈中の長男がレンタルした漫画を読んでいる。食卓に置いてあるものをパラパラめくって、気が向けば読む。気が向かなければ読まない。そんな感じで最近読んだ漫画。 ◆『約束のネバーランド』 10〜18巻を。とてもおもし…

Bzのライブビデオ『MAGIC』がとてもすばらしい

Bzがライブビデオを無料公開したことは、ネットニュースで話題になっていたから私だって知っている。けれどもまあ、Bzなんて耳を塞いでいても聞こえてくる類のものだから敢えて聴かんでもいいよねえ、と思っていたわけだ。 で、いまさらながら聴いた。という…

金田一少年『犯人たちの事件簿』を読む

ツタヤで借りた。長男に頼まれるままツタヤへ。店内で彼の後を追う。つまらなそうな顔をして。ほんとうは海外ドラマを借りたいのだ。でもそうはいかない。子どもたちの前で観れないビデオは借りられない。 「あと二冊借りれるからお父さんも選んでいいよ」長…

酔っ払ったときに聴きたい歌10選

酔っ払ってぐだぐだになったときに聴きたい。 (要するにいま、ぐだぐだなわけだ) マドンナ『American Pie』 ーこんなかわいい歌、そうそう無い。バグルス『Video Killed The Radio Star』 ーザ・エレクトロ。ブームタウンラッツ『I Don't Like Mondays』 …

『進撃の巨人』31巻が超おもしろい

長男が『進撃の巨人』31巻を買ってきた。息を切らしながら帰ってきて、「お父さん、先に読んでいいよ!」と言う。本屋へダッシュするほど楽しみにしていたのにどうして父に譲るのだ。わからん子だなキミは。まあ、なにはともあれありがとう。お父さんも読み…

『ファクトフルネス』を読んでないけど語る

読んでない本を語る。 たまにはそういうことがあってもいい。 目次を眺める。 眺めた限りにおいて、「人間には元来備わった負の本能があります。思い込みと呼んだほうが正しいかもしれませんね。それはあなたの可能性を狭めてしまうだけでなく、世界を歪める…

新聞を読む

金融とか経済とか社会のシステムなんて微塵も知らないけれど、私は新聞の経済面をそこそこ楽しく読んでいる。以下、そのような門外漢である私が、ある日の新聞を読んで感じたことについて。 ◆ボーイングさん 近頃、良くないニュースでしか目にしない。恩も仇…

『キングダム』2巻を読む

長男がツタヤで『キングダム』を借りてきた。お父さんも読んで読んで!と言うので、じゃあ読んでみようかねえ…となった。大人気のようだから読みたいし。 しかしながら2巻なのである。 1巻は? 当然尋ねる。 「貸出中だったから無いよ」 と長男は言う。は…

子どもを本好きにするために必要なこと

「宇宙の本」を読む。次男坊と一緒に。 宇宙の広さを知り、視野を大きくしてほしい。 なんて思うわけがない。そもそも、入手の経緯すらわからない。 私はこの類の本を選ばない。妻の趣味でもなさそうだ。おばあちゃんが買ってくれたのだろうか。 ◆何を読ませ…

岡田英弘『歴史とはなにか』を読む(最良の本)

あまり本を読まない私が言っても何の価値もないのだが、ここ数年のあいだに目を通した中で最良の本。 歴史とはなにか (文春新書)作者:岡田 英弘発売日: 2001/02/20メディア: 新書 ◆歴史とはなにかとはなにか。大概において知識も努力も苦労も持ち合わせてい…

岡田英弘『倭国の時代』読了〜巡り会えてよかった本〜

読み終えるのに半月。倭国の時代 (ちくま文庫)作者:岡田 英弘出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/02/01メディア: 文庫 記紀をこねくり回す本は、だいたい時間が掛かる。目を覆いたくなる系図。 長い片仮名のヒコとヒメ。 個性を見分けづらい名の皇子たち…

高島俊男『本が好き、悪口言うのはもっと好き』読了

再読。本が好き、悪口言うのはもっと好き (ちくま文庫)作者:高島 俊男出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2018/08/08メディア: 文庫大昔に図書館で借りたか、あるいは購入したか、定かではないけれど、たぶん再読か再再読か再再再読。私は物覚えが悪い上に引…

紅白歌合戦。世事総論

観るよ。いちおう。 しゃぶしゃぶしながら家族で楽しく。 ●パプリカ 私はこの歌を次男坊の歌声で知った。それくらい音楽に疎い。それはさておき。私「今年は、米津なんとかさんとあいみょんだね」 妻「どっちも去年や」あ、そう(昭和帝風)。 子どもたちと…

高島俊男『漢字と日本語』を読む

日本語の使われ方、のようなものに関心があれば是非。 漢字と日本語 (講談社現代新書)作者:高島俊男出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/04/22メディア: Kindle版日本語偏屈翁でおなじみ高島俊男の著作。現在当たり前となっている言葉や漢字はいつ頃から使…

今村昌弘『屍人荘の殺人』読了

屍人荘の殺人作者:今村 昌弘出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2017/10/12メディア: 単行本本屋に寄ったものの、これだと思う本を探し出せず、かと言って手ぶらで店を出るのもなんだかなあ…と悩んだ末に本書を手に取った。お買い上げの理由は、ミステリ賞…

『真説・毛沢東(下)』を読む(私には大陸に対する憧憬の念がある)。

下巻、である。 本屋の棚に並んだ上下巻を見て、どちらかにしようか悩んだ結果、下巻を手に取った。文革の生々しい剥き出しの感情と凄惨な粛清を見せられるのはこの上なく辛いとわかっていて、下巻を選んだ。 真説 毛沢東 下 誰も知らなかった実像 (講談社+α…

小学生がくれた感想文に寄せて

近隣の小学生が社会見学で職場にやって来た。のは少し前のことで私は出張で不在だった。そして小学生の感想文が送られてきた。 拝読。多くの感想文に「物ができるまで」が説明されたままに書かれていた。行を埋めるために書いたのだろう。書くのに苦労したの…

黒川博行『果鋭』読了

果鋭作者:黒川 博行出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2017/03/16メディア: 単行本あのコンビが今度はパチンコ業界に殴り込みだ!本作の紹介は、この一文でおおよそ足りる。 なお、あのコンビとはイケイケヤ印のほうではなくて元マル暴の二人組のほう。イケイ…

『首相動静』ほど面白い娯楽は無い(と思うのだけれど同意を得たためしが無い)

私が新聞を読むとき、一面から順繰りに目を通す読み方はしない。 注意を引いた題だけ目を通す。気になった記事でも頭にスッと入らなければ読み飛ばす。そもそも政治面と社会面、社説は興味がないから読まない。経済面と文化面、地方欄を中心に読む。だから新…

しあわせな書店巡り

久しぶりに本屋を訪れた。 ここ最近は古本屋ばかりだったし、訪れても子どもが一緒で自由にならない。久しぶりの本屋はとても新鮮だ。 時間があったのでいろんな書棚を眺め歩く。楽しい。心が華やぐ。ああ、この感覚は久しく無かった。 手に取りたい本がたく…

『進撃の巨人(26)』を予備知識無しで読んでみた

長い出張から戻ってくると、漫画『進撃の巨人』が家に置いてあった。 ずいぶん前からその名は知っている。最初の邂逅は、数年前に流れていたUSJのテレビ宣伝だった。一流遊園地のアトラクションにもかかわらず、私は元ネタを知らない。子ども受けしなそうな…

太宰治記念館『斜陽館』を訪れる

せっかく弘前に来たのだから名所でも見てまわろうか。 そう思ったときに最初に頭に浮かんだのが太宰治だった。たしか、弘前の名士の出ではなかったか。どれどれ。ネットで調べてみると太宰治記念館というのが見つかった。ただし、私の記憶は万事にいい加減な…

伊岡瞬『代償』読書感想文

『この本を読み逃した代償は大きい』 代償 (角川文庫)作者: 伊岡瞬出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2016/05/25メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る 帯でなくカバー全体で販促するスタイル。カバーの派手さに思わず手に取った。過剰…

ジョーのデッキが52枚!

いま、この歌に夢中だ。 『ジョーのデッキが52枚!』【デュエマ】 デュエマスタートデッキソング - 俺のデッキは52枚 - 作業用BGM 【デュエル・マスターズ】 やたらと中毒性があって、頭の中で際限なくリピートする。この上なく語呂が良いので、頭の中だけで…

東京オリンピック公式ソングはこれでいい

動画のコメントにも書いてあるんだけど、東京オリンピックのテーマソングはこれでいいんじゃないかな。 [MV] サンプラザ中野くん「Runner (平成30年 Ver.)」〔フルver.〕 本人もそのつもりで歌ってるんだろうしさ(増田明美だってそう思って出演してるんだろ…

ひさしぶりに歌を聴く

ここ最近、コンビニや飲食店でよく耳にする歌がある。何度か聴く機会があって、その度に「いいじゃない」と感心するのだけれど、誰が歌っているのかわからない。 わからないので声と曲調から歌手像を想像してみれば、歌っているのはギターを弾き語りしていそ…

中山七里『さよならドビュッシー』を読む

さよならドビュッシー (宝島社文庫)作者:中山 七里出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2011/01/12メディア: 文庫 ひと月ほど前に『中山七転八倒』と題された著者のエッセイ風日記を読んだ。中山七里の名に覚えは無い。著作一覧を見ても知った作品がひとつも無い…

馳星周『マンゴー・レイン』他を読む

馳星周熱をぶり返した。といっても、新作ではなくて過去の作品を読んでいる。手に取った3冊はいずれも既読作品に違いないのだが、タイトルと舞台に見覚えがあるだけで物語を少しも憶えていなかったので、新鮮に読めた。 マンゴー・レイン作者: 馳星周出版社…

馳星周『雪炎』読了

雪炎 (集英社文庫)作者: 馳星周出版社/メーカー: 集英社発売日: 2017/11/17メディア: 文庫この商品を含むブログを見る雪の表現が印象的だ。 本作で描かれる雪は、幻想的にキラキラ輝く白い色ではなく、灰色をしている。積もった雪は人の動きを阻害し、凍える…