かく語りき

単身赴任で上京してきた今藤のブログ。最近の趣味は休日ジョギング。フルマラソンは未経験です。

今村昌弘『屍人荘の殺人』読了

屍人荘の殺人作者:今村 昌弘出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2017/10/12メディア: 単行本本屋に寄ったものの、これだと思う本を探し出せず、かと言って手ぶらで店を出るのもなんだかなあ…と悩んだ末に本書を手に取った。お買い上げの理由は、ミステリ賞…

今月の備忘録

忘れてしまわないように。 備忘1 クラウドファウンディング(Crowdfunding )のクラウドは雲(Cloud)じゃなくて群衆(Crowd)のほう。 備忘2 「冥福を祈る」は、冥土に行っても福がありますように。死ねば必ず極楽浄土に行ける宗派もあるので迂闊に使わな…

『呉冷麺』を食う。飾らないおいしい麺

宿で朝食を摂っていると、勇ましい声が聞こえた。 ここは海の男たちの街だ。 造船所と自衛隊の基地が眼下に広がる。 勇ましい声は自衛隊のほうから聞こえた。朝7時過ぎ。 起床ラッパには遅く、始業には早い。なんの声だろう。国旗掲揚か。あるいは体操か。…

『真説・毛沢東(下)』を読む(私には大陸に対する憧憬の念がある)。

下巻、である。 本屋の棚に並んだ上下巻を見て、どちらかにしようか悩んだ結果、下巻を手に取った。文革の生々しい剥き出しの感情と凄惨な粛清を見せられるのはこの上なく辛いとわかっていて、下巻を選んだ。 真説 毛沢東 下 誰も知らなかった実像 (講談社+α…

小学生がくれた感想文に寄せて

近隣の小学生が社会見学で職場にやって来た。のは少し前のことで私は出張で不在だった。そして小学生の感想文が送られてきた。 拝読。多くの感想文に「物ができるまで」が説明されたままに書かれていた。行を埋めるために書いたのだろう。書くのに苦労したの…

映画『IT / THE END それが見えたら終わり』を観た

出張中の休日は、極まりなく退屈だ。ホテルを追い出されたものの知り合いはいないしジョギング道具も持ってきていないから暇を潰せない。地方には朝から酒を飲める店も無い。どうすっぺか。うんうん唸った。じゃあ映画でも見っぺか。となった。 映画館に到着…

近ごろ都で流行る言いまわし

夜討、強盗、あとライビュ。 そんな、近ごろ気になるそこらじゅうのあれこれ。 ◆ライビュ 巡回するブログに頻出する単語。「ライブ」のオタクさん的な言いまわしだと思っていた。符牒のようなもので「びゅ」は「ぶ」の幼児語だろうと勝手に解釈した。いやい…

ハッピーハロウィーンのお化け椎茸

きょうはハロウィンの日。やったぃ!で、ハロウィンてなに? 知らない。どこかの民族の祭りが起源のはず。キリスト教由来ではなかったような? では訊いてみよう。 気になったら直ちに調べる。これ大事。ウィキ先生には頭が下がります。大抵のことは教えてく…

黒川博行『果鋭』読了

果鋭作者:黒川 博行出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2017/03/16メディア: 単行本あのコンビが今度はパチンコ業界に殴り込みだ!本作の紹介は、この一文でおおよそ足りる。 なお、あのコンビとはイケイケヤ印のほうではなくて元マル暴の二人組のほう。イケイ…

キャバクラ的故事成語

楚人に盾と矛をひさぐもの有り。 『君子危うきに近寄らず』 やめとけって。断るべきだよ。 『義を見てせざるは勇無きなり』 でも、せっかく誘ってもらったわけだし。 『火中の栗を拾うこと勿れ』 いやいや落ち着け。嫌な予感しかしないじゃん。 『虎穴に入ら…

『首相動静』ほど面白い娯楽は無い(と思うのだけれど同意を得たためしが無い)

私が新聞を読むとき、一面から順繰りに目を通す読み方はしない。 注意を引いた題だけ目を通す。気になった記事でも頭にスッと入らなければ読み飛ばす。そもそも政治面と社会面、社説は興味がないから読まない。経済面と文化面、地方欄を中心に読む。だから新…

間違いだらけの日本地図と、お伝えしなければいけない何か

我が家の風呂には日本地図が貼ってある。 局所的な地図はともかく、全国が一枚に収まる縮尺の地図というのは意外と見る機会が無いもので、せいぜい湯船で呆けているときか、トイレでふんばっているとき、テレビで天気予報を見るときぐらいである。 長男がお…

長男が夕食をつくってくれた日に(君のがんばりに捧ぐ)

長男が夕食をつくってくれた。妻が整骨院に行って不在したからだ。 「お兄ちゃん、ご飯おねがいね」 と言い残して妻は出ていった。私へのお願いは無かった。私もその場に居たというのにだ。私に対する信用はその程度か(その程度だ)。 最近の長男は台所に立…

スパワールド!世界の大温泉!(と特別な日)

子どもたちを妻から剥がすため、彼らを連れて『スパワールド』を訪れた。 地下鉄の動物園前駅で下車して、フェスティバルゲート跡地で韓流遊園地の建設が予告されていたはずなのに知らぬ間にマルハンになっていた場所の隣にある、『スパワールド』を訪れた。…

しあわせな書店巡り

久しぶりに本屋を訪れた。 ここ最近は古本屋ばかりだったし、訪れても子どもが一緒で自由にならない。久しぶりの本屋はとても新鮮だ。 時間があったのでいろんな書棚を眺め歩く。楽しい。心が華やぐ。ああ、この感覚は久しく無かった。 手に取りたい本がたく…

教育的どんぐり公園

どんぐり公園にはブナの木がたくさん植えられていて、秋になるとどんぐりが実る。 次男坊を連れてどんぐりを拾いに行った。 長男は妻の付き添いのもと『かんけん』のテストに出掛けた。おそらく漢字検定の略であろうそのイベントのせいで、最近は漢字の書き…

ただし「させていただきました」テメーはダメだ。

私は言葉遣いに寛容である。私自身の言葉が汚いから他人を注意できない。ら抜き言葉や、あらゆる形容詞をヤバいで済ます文化だって、おおいに結構だと思う。言葉は時代とともに変わるのだ。 でも「させていただく」だけはダメだ。 調べてみた。文化審議会の…

台風が去った後の平穏な日

「命を守るための最善の行動を」 と気象庁が呼びかけていた。 言葉選びは穏やかだが、要するに最善の行動でなければ命を守れませんよってことだ。「避難勧告等に関するガイドライン(内閣府)」によれば、我々には「自らの命は自らが守る」「自らの判断で避…

大阪の車窓から〜紀州路快速〜

大阪駅で紀州路快速に乗車する。 大阪駅から乗り換え無しで和歌山駅に行ける。 いままで、「環状線は油断ならん」「気を抜いたら紀州路やら大和路やらに連行される」「余計なことせんとまわっとけ」などと言って悪かった。申し訳ない。すごく便利です。 天王…

洛外航空写真

飛行機から撮った写真 (曇っていて澄んだ空気ではなかったけれど)ぱっと見でどこかわかるかな? 写真中央に三本の川が見える。 上から順に『桂川』『宇治川』『木津川』だ。桂川を少し遡上した所で右上から合流してくるのは『鴨川』である。桂川は丹波の山…

タコパ 2019初秋

大阪の家庭には、一家に一台タコ焼き器がある。という伝聞が正しいか否かは存ぜぬが、大阪府に属するところの我が家にはタコ焼き器がある。 きょうはタコパの日である。 タコパはタコ焼きパーティの略だ。この略称が余所で通じるかは知らない。我が家ではこ…

カプセルホテルの退廃的な空気が好き

書類を揃え、走る道具をカバンに詰めて出張に旅立ったものの、宿を確保していないことに気がついた。あわててネットで探すも連休のせいか空き部屋は少ない。そして高い。 というわけで、もうどこだっていいやと思いカプセルホテルにやってきた。予約せずとも…

ホヤ刺しを食べる

青森にいる。青森で酒を飲む。 まずはビールから 青森の夏は去った。涼しい(寒い)。もう、ビールの季節は過ぎてしまったのかもしれない。 本日の主役。ホヤの刺身 青森といえばホヤ!と思っていたのだが、「ちがうよ。青森といえばホタテだよ」とおかみさ…

『進撃の巨人(26)』を予備知識無しで読んでみた

長い出張から戻ってくると、漫画『進撃の巨人』が家に置いてあった。 ずいぶん前からその名は知っている。最初の邂逅は、数年前に流れていたUSJのテレビ宣伝だった。一流遊園地のアトラクションにもかかわらず、私は元ネタを知らない。子ども受けしなそうな…

弘前午砲台ラン

アラームで目を覚ましジョギングウェアに着替えた時点で、もう全てに勝ったと思った。昨晩遅くまで、というか未明まで酒を飲んでいたのだから。 ●走った自分をほめてあげたい 台風が近づいているせいか、蒸し暑い日だった。 ●弘南鉄道という地域電車 単線。…

薄底シューズとココスの朝食バイキング

退屈なので、ファミレスのココスへ朝食を食べに来た。 お味はよろしいとして、バイキングのメニューがあまり面白くない。うきうきしない。朝っぱらからこれを食うのかよと叫びたくなる料理を期待したのだが、そういうのは無いようだ。 そうか、ココスと言え…

太宰治記念館『斜陽館』を訪れる

せっかく弘前に来たのだから名所でも見てまわろうか。そう思ったときに最初に頭に浮かんだのが太宰治だった。たしか、弘前の名士の出ではなかったか。どれどれ。ネットで調べてみると太宰治記念館というのが見つかった。ただし、私の記憶は万事にいい加減な…

焼肉屋で焼肉を食べない行為は許されるのか否か問題

焼肉屋に行きたい。でも焼肉は食べたくない。そんなときがある。 ふと、冷麺を食べたくなったのだ。焼肉は要らない。火に照らされながら肉を頬張るのは、そこそこの気力と体力(とお金)が必要でけっこう疲れるから。けれども踏み切れない。別に、ひとりの外…

弘前八幡宮ラン

弘前駅の東側と西側はすでに走った。きょうは北の方へ行ってみよう。当てもなくふらふらと。てきとうに。 ●弘前八幡宮 あ、八幡さまだ。ご縁だからお参りしておこうか。案内書きによれば、江戸初期に弘前城の鬼門守護のために遷座され、弘前総鎮守として崇め…

りんごパイ/ラーメン日和

青森。是即ち林檎なり。逆もまた然り。 ようやく赤みを帯びてきた。青いお尻がかわいらしい。そういえば、息子が「お土産はりんごパイがいい!」と言っていた。りんごパイなら大阪でも買えるだろうに。つーか、お母さんに作ってもらえ。わざわざ青森で手に入…