かく語りき

単身赴任で上京してきた今藤のブログ。最近の趣味は休日ジョギング。フルマラソンは未経験です。

風呂で負けた

ほんの少し前は、「十かぞえるまで出ちゃ駄目」とか「男なら湯が熱いなんて言うな」などと説教を垂れていたのに、近ごろは、子どもたちのほうが長風呂である。



意図的に長風呂したい長男は、しりとりを挑んでくる。

大人の語彙力を舐めんじゃねえぞ小僧!
なのであるが、実際にはしばしば負ける。

「る」が急所と知っているようで、執拗に攻めてくる。ランドセル。リットル。ルール。レンタル。おまえ、性格悪い。


そういえば、いろは表の「る」はルビーで、私が小さい頃もそうだった。なぜだろう。ぜんぜん馴染みがないのに。名前だけ知ってる、の典型だというのに。不思議だ。でも、私に孫ができてもやっぱりルビーなんだろうな。ルビーの実物を目にすることなく、孫に看取られ私はこの世を去るのだ。



次男坊も、しりとりをおぼろげに理解しているが、「しんかんせん!」と言わねば気が済まないようで、そこで終わる。

「はい、お父さんの番。ん」
続行模様だが、そんなのは「んんち」しかないので終了だ。ガチなら香港人の姓やアフリカの地名を出す。

で、地図を見て遊ぶ。
かがやきの線路はどの辺? やがまた(山形のこと)は? といった感じで。かつての長男と同じく、次男坊も東京と京都を混同している。「とうきょう駅」が「きょうとう駅」になる。


かわいいなあ、と思っていたら、
「お父さん。おにがしまはどこ?」
と来た。

ぐぬぬ。発想力で負けた。



長風呂で負けて言葉遊びで負ける。これ以上無い恥辱に身を震わせながら、父親の威厳を以てどうにか、瀬戸内海のあたりを指差した。

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【レポ5】高槻ハーフマラソン(正氣之歌)

何の参考にもならない駄文レポも今回でおしまい。最後に極め付きの駄文で締める。まさに、チラシの裏にでも書いてろ、である。

shabaduvitouch.hatenablog.com


大阪府鍼灸師

至れり尽くせり。

「マッサージを無料でやってまーす」
のお姉さんが、目を見張るくらいかわいかった。

「如何ですか!」
私にも声を掛けてくれるのか(笑顔がかわいい)。
「是非どうぞ!」
ありがたやありがたや(愛嬌もかわいい)。

ではお気持ちだけ。凝ってないし。妻を探しに寄っただけなんですよ。


◆大会記念品

光るボールペン。

次男坊が大喜び。真っ暗な秘密基地の中で照らしてご満悦。うれしい土産をありがとう。

ただ、「地震災害の復興がテーマです」と開会式でアナウンスしてたようだから、いっそのこと、この分を寄付してくれてもよかったかもね。



◆総括
走り込み無しで大会に参加するもんじゃない。

ラソン大会にはいろんな楽しみ方がある。理解しているつもりだ。記録更新だけがレースの意義ではなく、仮装でも、旅行がてらの遠征でも、知人と交流する場でも、なんでもよいのだけれども、楽しむにはなにかが必要で、なにも無いはよろしくなかった。

勉強せずに模試を受けたようなものだ。進学希望ですらないのに。そして私は、試験そっちのけで模試会場を眺めたり他の受験生を観察していた。

省みるに、レースと真正面から向かい合えるなにかを用意すべきだった。そのなにかは多分、満足いく結果が出ないとわかっていても全力を尽くす、であったと思うのだが、私は目を背けた。


やるからには元を取る、の姿勢が間違っているのかもしれない。無理に楽しもうとしなくてもいいんじゃない? の考えもある。だが、貧乏性は私の生来の質だからどうにもならない。

二時間と少々の間ずっと、おれは一体なにをしてるんだろうな…と思いながら走っていた。そうなると薄々わかっていて用意を怠った自分に腹が立つ。


参加するんじゃなかった。

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【レポ4】高槻ハーフマラソン(銅奔走馬)

走ったので走った話を。

shabaduvitouch.hatenablog.com


◆速いってば

周囲に合わせて走った。

写真をぱしゃぱしゃしていたので時計を見なかった。そして、なんか速いなあ。あ、2時間切りを目指す集団の中にいるからか…と気づいた。いかんいかん。私はそんなに速くない。臆面もなく退散。

もっとゆっくり走ろっと。


◆速すぎだってば

先頭とすれ違うので右に寄ってくださーい。

このとき私は7キロ地点。一方の先頭は14キロ。
うーん。キロ6分少々の私と倍の差があるってことは彼らは? さぞかし名のある御仁にちがいない。

速い人は接地音を出さずに走ると知って、驚いた。


◆コースが変わったのかな
走りやすくなった気がする。二年前に参加したときは階段を登らされたような?

全体に平坦なのだけれど、何度も堤防を昇降したりU字ターンがあったりで悩ましい。私の脚になにか恨みでもあるのか。


◆最後までいいとこ無し

そういえば、もともと漠然と2時間15分を目指していたんだよなあ。達成できそうだな。じゃあもういいか。もういいや。

ということで、ラスト1キロ弱は歩いた。

金を払って歩くってどうなんだ?という気もしたけれど、それも経験だと思って遠慮なく。限界だとか膝が痛かったわけでは、決してない。妥協とも少しちがう。あえて言うなら諦め。あと憤り。私は一体なにをしてるんだろうな。


たった1キロで数百人に抜かれたと思う。誇張無しで。おそらくここがハーフマラソンボリュームゾーンなのだ。


◆結果

ボリュームゾーンってことは中くらいの順位なのかな? と思えども、チップのエラーで計測できていないから確かめようがない。グロス値もわからない。わかる必要あるか? さあね。どうでもいい。
中くらい。中央値。偏差値50。正規分布が適用できるのなら(できる)。すれ違った先頭ランナーは3σの範囲外。だから何? いや知らん。ああ、こんがらがってきた。



モルダー、あなた疲れてるのよ。

(ほそぼそと続きます)

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【レポ3】高槻ハーフマラソン(満漢全席)

いつもひとりで走っているし、マラソン大会はこれが二度目の新参者だから、前方のランナーを眺めながら走るのはとても新鮮だった。

shabaduvitouch.hatenablog.com

眺めるといっても、女の子のお尻を凝視するだけなんだけど。タイツ姿はかわいいな。ネックウォーマーに髪を収めた姿もかわいいな。などと思いながら。


◆ウェア観察

(一社)私長距離人走調査会によれば、着用状況は次のとおりであった。

・黒地暗色のシャツ
ぱっと見で4割。無個性。
私もその中のひとり。野球のアンダーシャツを流用しているだけ。

・蛍光カラーシャツ
同3割。黄色黄緑水色橙。
この目立ちたがり屋さんめ。

・どこかの大会の記念シャツ
1割強。全国各地津々浦々。
いいとこ旅してんな。うらやましいじゃねえか。

・なんたら走行会のオリジナルシャツ
1割弱。SINCEいついつの西暦付き。
地名や企業名があればいいんだけど、そうじゃないとなんともかんとも。想像のしようがないもの。

・その他
大好き。「うまい焼鳥ありマス(電話番号)」とか「乳がん検診をしましょう」といったのを見かけた。仮装もいいね。


あと、それはパジャマ? みたいな灰色トレーナー上下の人。だいたい二十代の若者で、普段走んないけど友人に誘われて参戦だぜ!なオーラが駄々漏れ。弾むように軽やかな足取りで笑顔を絶やさないから、私にまで愉快な気分が伝播する。

愛すべき兄ちゃんたち。


◆沿道の応援観察

ご覧のとおり、街の中心部から相当遠いところを走っている。

物見のみなさんも大変だろう。
その様子だと近所の住民じゃねえな。どうやってここまで来たんだよ。駅から5キロはあるぞ。つーか高槻より枚方の方が近いじゃんか。ってな場所で寒さに耐えながらランナーを待っているわけだ。「がんばれー!」と声を掛けてくれるが、あんたらこそおつかれさんやな。



いろんな人がいた。

お揃いのシャツのカップル(たぶん夫婦)が、大きな声を出していた。

ご主人は細身の長身。知的な雰囲気のカッコいい人。奥様はどえらい綺麗な人。キレイでもカワイイでもなく綺麗だった。仕事中も猫背でなく背筋をピンとしてそうな。

で、その容姿端麗なふたりが、晴々とした笑顔で声を出すわけだ。「屈託の無い」の形容そのままで。作業感を一切感じさせず、心の底から「がんばれー!」と発しているように見えた。


私はいままで、マラソンブログに頻出する「沿道の応援がうれしかった!勇気をもらった!」を時候の挨拶や頭語結語のようなものかと割と本気で思っていたのだが、この時はじめて、ああ、声を掛けてもらうのは理屈抜きに気分が良いものなんだな、と知った。

ありがとう。

(ぐだぐだと続きます)

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【レポ2】高槻ハーフマラソン(大名行列)

高槻シティハーフは、淀川と芥川の土手を走る。

shabaduvitouch.hatenablog.com

見晴らしが良いのはうれしいが、プライベートのジョギングでなぞることのできる道ばかりで特別感はあまりない(プライベートでないジョギングというのは存在するのだろうか)。要するに、本コースの道はすべて休日ランで走ったことがあるので新鮮味が。


◆ものすごい人の列

写真の奥まで延々と隊列が続く。

まるで大名行列のよう。
大藩の参勤交代だと本大会の参加者数に近いくらい動員されるわけで(少し盛った)、当時もこんな風景だったのかなあと感じ入る。

だとすると、庶民にとっては迷惑千万なイベントだったに違いない。この行列が通り過ぎるまで街道を横切れないんだから、たまったもんじゃない。もしかしたら、沿道で応援してくれる地域住民の如く、近世の町民も餅を食いながらのんびり見物していたのかもしれない。

楽しく走って、楽しく妄想。


◆いろんなウェアがある

この方のおかげで私は安心して走れる。彼ら彼女らに余計な仕事をさせぬよう、体調管理は自ら責任を持って為さねばならない(綺麗事)。

ところで、写真は医療のビブで、前の写真は看護のだ。どう違うんだろう? 気分が悪くなったとき、どちらを頼ったらよろしいのか。医療「その症状ですと別の窓口ですね。キロ4分半のペースで前を走る看護をつかまえてください」なんてことは…あるわけないか。

なにはともあれ、ありがたい。


以上、日記のために用意した所感ではなく、走りながら頭に浮かんだままを書いた。レースならではの緊張感など微塵もない。いわゆるひとつのファンラン。

コース既知、知人皆無の状況でファンランを心掛けようとしたら、私の場合、人を眺めることになる。

そんなわけで、次回は私が出会ったランナーたちについて書きます。

(うだうだと続きます)



こんなんで【レポ】を題につけるのは詐欺じゃないかと我ながら思う。すみません。

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【レポ】高槻ハーフマラソン

きょうはどんな感じで走るの? と尋ねたら、鼻息荒く「ガチや」と返ってきた。

妻はGPS腕時計を持っていないのでこのような意気込み先行の答え方になるわけだが、ハーフ2時間前後の記録の彼女がガチと言うのだから、今の私にはついていけないペースなのは確かだ。伴走を諦めた。


◆高槻シティハーフマラソン

ところでさあ…、妻に問いかける。

「なんで我が家はいつも高槻なの?」
私は訊いた。
「なにが言いたいん?」
妻が訊き返した。
「茨木や吹田でもいいじゃんって…」
近隣の市町を列挙する。
「そういえば、茨木マラソンてのは聞かんね」
と妻。
「じゃあ、吹田は?」
と私。
「ありそうやな。万博でも走ってんちゃう? 」
どうでもよさそうだ。

どうやら、前回に続き高槻を選んだ理由は特にないらしい。


◆市長おでまし

あなたをお見かけするのは二度目だな。

すこし前に子ども将棋教室でお会いした。二、三分ほどサシで雑談する機会を得たが、私なんぞに声を掛けてくれたことに好感を持てども、大首長様と気軽に話す度胸がなくて戸惑ったのを覚えている。ネットで調べてみると変わった経歴をお持ちのようだ。話しの引出しが豊富なのかもしれない。

ちなみに、会話の限りにおいて、将棋のほうは腕に覚えありの風ではなかったなあ(エラそうに言うな)。


◆まるで人がなんとかのようだ

ハーフ部門は五千人。参加費三千五百円らしい。

私「うわ、二千万弱の金が動くのか」
妻「他人の財布を覗き見したらあかんで」
私「でも、けっこう太いビジネスだ」
妻「ビジネスなんか?」
私「さあ」

五千人でこの景色なら、香港や韓国の数万人規模のデモ行進現場はさぞかしだろう。



会場に来て、こんなくだらないことばかり考えているのは、緊張感がないからだ。

走ってないから記録更新は望めない。距離を積んでないからレースに賭ける執念がない。レースプランも全くない。無い無い尽くしでここに至る。


号砲が鳴ったとき、どう走ったら参加費の元を取れるだろう、と思っていた。

(だらだらと続きます)

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大河ドラマ『麒麟がくる』に期待大

麒麟がくる』の第一話を観たので雑感でも。


明智光秀を碌に知らぬ私がこのドラマを観ることにしたのは、光秀を描く=戦国オールスター揃い踏み、だからである。おもしろいに決まっている。つまらないわけがない。これで駄作なら大河ドラマは完全に見限るつもりだ。

どういうわけだか、視聴者の私が背水の陣の心持ち。



◆テーマはなんだろう?
序盤の野盗から村を救うシーンで、もしかして戦さの無い平和な世をつくりたい系かしらと嫌な予感がしたのだけれど、ちがったようで安心した。



麒麟ってなんのこと?
そのエピソードが流れる間、子どもがうるさくて全く聞き取れなかった。

私がテレビを観るのは大変なことで、
長男「ちがうチャンネルがいい」
次男「遊ぼ。遊ぼ。本読んでくれえ」
私「お願いだからこのお侍さんを観させて」
次男「長い針がいくつになるまで?」
私「9。長い針が9だよ」
次男「ええ、そんなに〜」
私「冷凍庫のアイス食べていいから。頼む」
という交渉を経てようやくなのである。

それでも途中で邪魔をするし、初回スペシャルのおかげで終了時刻を誤ったので、「もう9の時間」「すまん12だった」「ずるい〜」となった。

すこしも集中できない。



◆配役はどう?
キンカン頭の光秀さんにしてはイケメンすぎかな。

明智姓は知的なイメージがあってうらやましい。光秀しかり小五郎しかり。

私は、明智光秀に智勇礼を備えた完璧超人だけどちょっと神経質、の印象を持っている。演じる俳優さん(お名前知らず)は割と良い雰囲気に感じた。快男児や全部悟ってます系ではない点に好感。単純な性格ではないことが察せられて良い。


うーん…だったのは、モックンの斎藤道三
落ち着きと清潔感がありすぎて、マムシや油売りに見えない。この道三は下克上とかしてなさそう。



◆ハイライトは?
見所はどこかなあ。

良心を痛めつつ比叡山を焼き討ちする場面、対家康の饗応を信長に咎められて憤慨する場面、苦悩の末に「時は今…」の連歌を詠む場面。やはりここら辺か。


個人的に期待したいのは、ふたつ。

本能寺から山崎までの十一日間。諸将の支援を受けられず準備不十分のまま天王山に挑むことになった心の揺れをどう描くか。

あと、大正義主人公様が百姓に竹槍で討ち取られるラストをどう締めるのか。漫画なら、顔見知りの百姓設定で「おまえの手に掛かるなら本望」とでもやりそうな気がします。お願いだから、そういうのやめてね。



来週も楽しみにしてますよ。
(良ドラマなら坂本か亀岡へ物見遊山にいく。美濃は遠いからパスですが)

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